Keblinger

2016/11/02

第1回 ラシャールカップ @az山梨

スピード…それはロマンです。

スキーという競技をやっている以上、誰しもスピードへの憧れというものを持っているのでしょう。卒業されていったOBOGの中にも、もちろん現役の私たちの中にも、スピード狂というのは数多くいます。

…思う存分飛ばしたい。
…思いっきりスリルを味わいたい。
…攻めたい。

今回は、そんなスピード狂達を満足させる企画を実施してきました!!
その名も、第1回ラシャールカップ!!


47期太田と原田による気まぐれ企画です。思いっきり車をぶっ飛ばしたい、そんな欲求を抱いていた2人は考えました。高速にはNシステムがある…覆面もいる…。かといってサーキットに車を持っていくのは敷居が高い…。

そこで出てきたのが、スポーツカートです!!最高速度60km/h、車高は低く、地面にそのまま座っているのとほとんど変わらないので、体感速度は120km/hとも言われているそうです!!
これをしない手はない!!

と、いうことで、サークルを巻き込み、実施されたのが今回の企画です。



太田、たかとしの車に分乗して中央道をかっ飛ばし、談合坂でおやつタイム。シーズン前で比較的お金がたまってきているからでしょうか…財布の紐と頭のネジが緩みだしている太田からこんな提案が…

「牛串かけて漢気やろうぜ」

いや、これ書いてる担当は日頃の酒癖がたたって全然お金貯まってませんし、気持ちよくおごっちゃえる事になろうもんなら大変なダメージうれしい悲鳴なんですが。立場上、やらない訳にはいきません。上級生なんで。


今回の商品、牛串!!


2,3年による牛串じゃんけん!!勝者は…

原田、ヤス!!8500円、お買い上げです!!


ごちそうさまでした!!


その後、御坂一宮で高速を降り、お昼ご飯。3年の知らぬ間にいつのまにか1年生のお昼を出していた須藤がかっこよかったのはここまで…。彼はこの後、メインイベントで大変な目にあうのです笑



さて、ついにラシャールカップ、開幕です!!
フルフェイスかぶります




テクニカルなコース!!だいたい43秒が参考タイム(初見で走って出せればまずまずのタイム)らしいです。

第1回ラシャールカップは、最初10分間の練習走行(コースの下見&ウォーミングアップ)、決勝レースのスタートグリッドを決める予選タイムトライアル、本戦レースの三部構成でした!

はじめてのスリックタイヤ、想像以上の体感速度、ハンドルの重さになかなか慣れない部員もいましたが、とりあえず無事に練習走行が終了。やっぱり免許持ってる人の方がタイム早くて、やっぱりなぁ、的な空気が流れたのですが…免許を持っているはずの須藤はよくスピンするわ、コースアウトするわ、タイヤガードに突っ込みまくるわ…とにかく悲惨で悲惨で…サーキットの方にたくさん助けられていました…。



さて、次は予選タイムトライアル!!コース幅が狭く、コーナーも多いテクニカルなこのサーキット、抜きどころが少ないので、この予選はかなり大事です!!
予選前のミナ

予選前の斎藤
予選では太田、原田が0.3秒差という接戦!!須藤は相変わらずタイヤに突っ込んでエンジンふかしていました…笑
原田のタイムは42.132。この時点で参考タイムを二人揃って切っていました。
これを踏まえた予選の結果のスタートグリッドは…
  1. 原田
  2. 太田
  3. たかとし
  4. 吉村
  5. 斎藤
  6. ヤス
  7. 須藤
  8. ミナ

さぁ!本戦レース、10周です!
3番グリッドからスタートしたたかとしは早々にスピンし、最下位に…トップ争いはポールポジションからスタートした原田と、そのすぐ後ろにピッタリつけた太田の二人に絞られました!!
5周目に太田が激しくプレッシャーをかけ、6周目の第1コーナーの立ち上がりで原田に並びました!減速して最短ラインのインをついた太田、アクセルを踏みつつアウトに膨らみながら立ち上がりに賭けた原田…!!立ち上がりのトルクが太田を上回っていた原田が辛くもトップを守りました!
後方では吉村と斎藤の3位争い。さらに初っ端のスピンで最下位に沈んだたかとしの安定した追い上げがあり、3位争いも混戦になっていました。
ミナも、唯一の女子部員参加で、しかも初めての運転、普通の車よりも重たいステアリング…パンパンになった腕にもめげずにいい走りをしていました!
いよいよレースも終盤戦。原田への、太田のビッチリとしたマークはまだまだ続いています!最終コーナーへ入ろうとした時、あの男、須藤がついにやってくれていました!!
飛散したタイヤガード…

コース上に撒き散らされた土…
二進も三進も動かなくなったマシン…


この男、このままサーキットをぶちこわすんじゃないか、というほど荒々しくめちゃくちゃな運転をしやがります。

だれもこのクラッシュに巻き込まれなかったのがせめてもの救いでした…笑
最終周回、ついに原田は太田を引き離し単独首位に、太田も後続を寄せ付けず単独2位。3位もいつしか吉村がしっかりとキープし、3人はもうタイムトライアル状態。そのままチェッカーを受け、順位が確定しました!!



第1回ラシャールカップ優勝 原田
準優勝 太田



3位 吉村


序盤のクラッシュがもったいなかった…!!たかとし


予約だったり、今回の企画の幹事を務めた主将、ヤス!!



さて、最終的な順位は以下の通りです!
  1. 原田………………おめでとう、図に乗らないように。
  2. 太田………………惜しかった!!ものすごいプレッシャーでした。
  3. 吉村………………1年生ながら安定したライン取り!これはスキーも期待です。
  4. たかとし…………序盤のミスがなければ優勝していたかも…!というほどの追い上げ!流石、ランチアデルタを乗り回してるだけありました。
  5. 斎藤………………いつもどおりの安定感。スキーも、カートも。
  6. ヤス………………免許まだだし…まあしょうがないです笑ライン取りをスキーにつなげてください!!
  7. 須藤………………サーキットを壊さないでください。
  8. ミナ………………ステアリング重かったよね、お疲れ様!ナイスランでした!!スキーも期待してます!
たかとしは4位までの追い上げに成功!太田、たかとしは行き帰りの車の運転もしてくれたことも考慮すると、本当にすごかったです!!
ちなみに、1日を通してのラップは太田の42.012。ちなみに、コースレコードは35秒台だそうです…奥が深い!!


表彰式


第1回ラシャールカップ、無事終了!!




カートの後はすぐには帰らずに…すぐ近くのほったらかし温泉で疲れを癒し、太田オススメの山梨の名店、小作に寄り道して夕飯を食べ、山梨をしっかり満喫してから、東京への帰路に着きました。

ほったらかし温泉 あっち、こっち


夕飯は山梨名物、ほうとう!!



ヨーロッパのトップ選手もオフシーズンのアクティビティの一つとして取り入れているモータースポーツ。ライン取りや体感する速度やGなど、スキーに通ずるものは多く、部員によっては得たものが大きい者もいたのではないでしょうか。
かなり白熱したいいイベントになったので、今後も定期的に開催されるでしょう!!
日に日に気温が下がり、着込む枚数がどんどん増えてきました。WCはすでに開幕していますし、シーズンの到来を改めて実感しています。
学生スキーヤーの我々のシーズンインはもう少し先になりますが、そろそろ、体力面だけでなく、ライン取りなどのイメージ面でのトレーニングにも力を入れていく時期になりました。残りの時間、有効に活用していきたいと思います。














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