よませまでの流れとは打って変わって、今大会は3/13〜18という心身ともに削られる長期連戦となりました。男子同様ラシャール女子チーム(山根だけなのでこの記事は山根視点でお送り致します🙇)も苦しみました。
初日のGSではまさかのスキー人生初のDFをしました。しかも急斜面に入る前のところでポールに激突し試合終了。不完全燃焼極まりない、という感じでした。
翌日リベンジ!!ということで人生最後の新人戦に挑みました。もう攻めるしかない、という気持ちでスタートを切り、自分の中ではまぁまぁ良い滑りができていたと思ったら...まさかのストックをれりごー。これまた急斜面に入る直前に。とりあえず必死にストックを回収しゴールをしましたがタイムはうーん...悔しさが残りました。
[14日 新人戦 女子]
順位 Bib 名前 所属チーム 1本目
1 1 雲野ウエンディー 上智大学体育会スキー部アルカディア 52.65
14 36 山根三奈 慶應大学ラ・シャールスキークラブ 1:08.63
今度こそ!と思って挑んだSL。結果は...........
1本目DQ。軌道修正不可能なカタハンからのとりあえず滑り切ってしまえと思った結果です。言い訳もできません。
最初の3日間で技術系は全て終了し、残るは不安でいっぱいの初高速系。お先真っ暗でした。それでもわざわざインスペに来ては旗門1つ1つを丁寧かつ正確に教えて下さった原田先輩のおかげでなんとか、ほんとうになんとかDHに挑みました。
まずは公式トレーニング。ビビりすぎてポールからかなり遠くを通りながらも生還。久々の完走に一安心、かと思いきや...ゴール地点ではたけしコーチに呼ばれ、DQ宣告。あれだけインスペ時に確認したはずの12旗門目を両足不通過。完全にアウトポールを通っていました。
呪われてるのでは、と思うくらい不調が続いていましたが、そろそろ負の連鎖から脱却せねばという想いを元に、その日の夜は何度もレースのシミュレーションを行いました。先輩方からもしっかりアドバイスを頂き、翌日の本番に備えました。
スタート前は怖さと緊張で手が震えながらも絶対滑り切ってやるという強い気持ちで滑りました。自分の限界速度を遥かに超えていたのを覚えています。シミュレーション通りにはいかなかったもののなんとか完走をし、タイムを見て目を疑いました。前日に比べ9秒縮まり22位で特別シードゲット!嬉しかったです😝
[17日 DH 女子]
順位 Bib 名前 所属チーム 1本目
1 1 浦野皐月 信州大学競技スキークラブ 48.79
22 57 山根三奈 慶應大学ラ・シャールスキークラブ 53.61
たけしさん、原田先輩、見捨てないで下さって感謝ですヽ(;▽;)
最後はSG。DHと似ているようで少し違った感じでリズムが掴めぬままゴール。とりあえず50位以内というまずまずな結果でした。
[18日 SG 女子]
順位 Bib 名前 所属チーム 1本目
1 1 浦野皐月 信州大学競技スキークラブ 49.60
49 62 山根三奈 慶應大学ラ・シャールスキークラブ 58.72
こうしてあっという間にシーズン終了を迎えました。来年に向けて多くの課題を見つけることができたように思います。
これからは新歓を頑張ります💪女子も男子もたくさん欲しいですね!!
DH、出走前の山根
tau.netのメンバーと食べに行ったお昼ご飯!
(記:山根)
今年は3年の田坂が戦線離脱の為、女子は山根一人での参戦でした…。確実さが売りの山根、初めてのDF、DQ、と苦しんだようです笑 おまけに、初めての高速系のレース。怖さで顔が引きつっている所、手が震えている所、滑り終わっても心ここに在らずな所、横で見ていて、本当に頑張ってくれてるな、と親心で見守っていました笑
DH特シー獲得は本当に快挙です!!恐怖心と向き合いながら、トレーニングラン、本戦と真摯に競技と向き合った結果だと思います!!タイムと順位を聞いて、耳を疑いましたもん笑 プレッシャーや緊張から解放されて、結果も出て…山根の弾けるような笑顔を見て、思わず抱きしめてあげたくなりました。…セクハラで訴えられたら事なんで、しませんでしたけど。
それはさておき、つきっきりでインスペした甲斐がありました。こう、結果が出るとサポートした甲斐があったな、って、嬉しくなりますね。
男子のレースレポートも、近々上げられると思います。