Keblinger

2017/04/03

岩岳本戦〜男子・高速系編〜

さて、岩岳本戦、男子高速系の結果を報告したいと思います。
主力代がこぞって就活ということで、戦力が分散してしまった今シーズン。チームシード、チーム表彰台を狙って力を入れて動き始めた2016年夏でしたが…なかなか思うようにはいきませんで…
個人成績を求めて攻めて攻めて、あわよくばシードを獲得し来年につなげる…といった方針(?)になっていました。


昨年度、ラシャールの高速系では、原田がDHでシードを獲得しています。今年はそのシードキープ、さらにはSGのシードを獲得できるかといったところでした。

初日、DHトレーニングです。
この日、ラシャールからは2人がエントリー。
原田7番スタート、吉村が29番スタートと、二人とも十分にシードが期待できる滑走順でした。

DH1stトレーニング
順位  Bib     氏名       所属                        タイム
1    5    小林幸太郎  東京工業大学競技スキー部         45.56
25           7             原田    匠基  慶應義塾大学ラシャールスキークラブA     47.47
DQ           29   吉村 彰人  慶應義塾大学ラシャールスキークラブA      

原田はなんとかシード圏内。吉村は…DQ…。インスペクションで徹底したはずの先の旗門が見えない飛び出しの部分でのミスでした。ただ、滑り自体は安定したもので、十分に本戦に期待ができました!!原田も、ところどころで守りすぎで、特に急斜面でのライン取りでさらにタイムを縮められるだろう、去年に引き続きひょっとして…という期待も高まりました!!
ちなみに、この日のラップが普段一緒に北竜湖でトレーニングしている東工大のサッチーさん!!さすがの滑りでした。

さぁ!ではいきましょう!!DH本戦!!リザルトをごらんください!!10位以内が表彰台、30位以内がシード獲得です!!


DH (本戦)
順位  Bib     氏名       所属                        タイム
1      24      小野 耕陽  新潟大学学友会競技スキー部        46.31
38           7             原田    匠基  慶應義塾大学ラシャールスキークラブA     48.82
DF            29   吉村 彰人  慶應義塾大学ラシャールスキークラブA      


…ん??なにやら絶望的な数字とアルファベットが並んでおります。
38位と、ゴールすらできていない輩と…一体全体何をしに白馬に行ったんでしょう、この2人…。

それでは、レース後の2人の言い訳インタビューを、どうぞ。

【原田】昨日(1stトレーニング)のレース後、硫安を巻いていたのと、夜から冷え込んだのとで、前日よりも固くしまったバーンになっていた。太陽も出ていなくて、雪面の緩みが遅いだろう…後ろの方の選手も、このコンディションを見て上位を狙って飛び込んでくるだろう、と。
自分の実力を考えると、昨日同様守って滑ってはシードから漏れると思った。自分なりに攻める必要が出てきたと思った。前半の緩斜面はまずまずだった。急斜面の入り口も綺麗に入れた。来た!と思った。
急斜面の出口の一つ前の旗門でエッジが引っかかり、ターンが切り返せずに、バランスを崩した。スキーがずれ、減速。ここで、全部終わったと思った。電掲板見る必要すらなし…僕、何秒でした…?

【吉村】昨日のミスした旗門はクリアした。そのあとも順調に、いい感じに攻めて滑れていたと思う。急斜面も問題なくこなせた。来た!と思った。最後のジャンプの前で、ターンに余裕ができたので、少し方向を修正しようとエッジを立てた。なんか吹っ飛んでました。…あ、どう飛んだのか、ビデオ、撮れてます??


2人とも、来た!と思ってたんですね。悲しさ倍増です。にしても、原田、言い訳ダラダラと長くて、みっともなさすぎます…。そんなんだから…はぁぁ…。
吉村は、方向修正をしようと少しエッジを立てた瞬間、板のコントロールを失ったようで、真正面から旗門に突っ込むという、かなりおいしいショッキングなクラッシュをしていました。
DH 原田

DH クラッシュする前の吉村

奇跡的にビデオに収められていた、クラッシュの様子





続きまして、SGです。
原田はいったん帰京の予定だったのですが、「手ぶらでは帰れない」と、急遽SGも出走する事に…。吉村は、前日のDHでの転倒が響いて頭痛がひどかったので、休養日にしてサポートに回りました。

さて、「手ぶらでは帰れない」とかなんとかカッコつけちゃった原田に期待しましょう!!!SGのリザルト、ご覧ください!!





SG
順位  Bib     氏名       所属                        タイム
1       3       内藤 健也  日本大学理工学部スキー部            48.87
DF          29           原田    匠基  慶應義塾大学ラシャールスキークラブA    





は????
みなさん、その感想はごもっともでございます。ゴールすらしてないじゃないか、と。
本当に何しに来たんだ、やめちまえ、と言った感じでございます。もう、言い訳を聞いてあげる気すらしませんね…。
ゴール前のジャンプで転倒、板まで曲げてしまったようで、コーチのたけしさんにまでご迷惑をおかけしていました…。




と、まぁこんな風にして、男子高速系は全くいいところなしで終わってしまったのです…。
原田のSGにしろ、吉村のDHにしろ、ゴールエリアからバッチリ見えるところでの転倒だったので、その派手さにゴールが湧いた事ぐらいが、せめてもの救い…です…はぃぃ…。

技術系に期待しましょう。








「本当に、申し訳ありませんでした、以外の言葉がありません。
ぁ!で、でも!!僕!!ミナのDHのインスペで役に立ったよ!!ほら!!成果あげてますって!!」
↑↑
とかなんとか言ってる、クズの代名詞みたいな部員いるんですけど、どうしましょうかね。山根は山根の実力を120%発揮しただけなんですよね。滑ってるのは彼女本人ですし…。はぁぁぁ…。


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